• 投稿更新日:2025/04/02

「所沢母子殺害事件」に関する事件・事故物件の住所はどこ??

事件・事故物件の場所・住所はどこ?

住所:埼玉県所沢市西所沢
発生日時:2018/02/08

事件事故に関する詳細

​所沢母子殺害事件は、2018年2月8日に埼玉県所沢市西所沢の住宅で発生した殺人事件です。​この事件では、76歳の母親Aさんとその53歳の次男Bさんが自宅の浴槽内で遺体となって発見されました。

事件の概要

2018年2月8日、所沢市西所沢の住宅で、AさんとBさんの遺体が浴槽内で発見されました。​Aさんの死因は溺死、Bさんの死因は肺などを刺されたことによる失血死と判明しました。​遺体は水を張った浴槽内で、Aさんの上にBさんが重なる形で遺棄されていました。

捜査と逮捕

同年2月12日、Bさんの中学時代の同級生であり、Aさん宅に同居して介護を手伝っていたY(54歳)と、その知人でAさん宅にも出入りしていたX(43歳)が、Bさんの遺体を放置したとして死体遺棄の容疑で逮捕されました。​その後、両名はAさんのキャッシュカードを使用して現金を引き出した窃盗容疑でも逮捕・起訴されました。

2019年7月1日、XとYはBさんへの殺人容疑で再逮捕され、Xは殺人、死体遺棄、窃盗の罪で起訴されました。​Yは死体遺棄罪で起訴され、殺人に関しては処分保留となりました。

裁判の経過

Yは死体遺棄罪で実刑判決を受け、刑期を終えています。​一方、Xの裁判員裁判は2022年2月14日に始まり、検察側はXの衣服にBさんの血液やAさんのDNA型が付着していたことから、Xが2人を殺害したと主張しました。​Xの弁護側は無罪を主張しましたが、2022年3月18日、さいたま地方裁判所はXに懲役28年(求刑無期懲役)の判決を言い渡しました。 ​

X側は判決を不服として控訴しましたが、東京高等裁判所は一審判決を支持し控訴を棄却。​最高裁判所第三小法廷も2023年9月26日付でX側の上告を棄却し、懲役28年の判決が確定しました。 ​

事件の影響

この事件は、家族間の問題や介護に関連する人間関係の複雑さ、そして高齢者介護における支援体制の重要性を社会に再認識させる契機となりました。​また、裁判を通じて、証拠の重要性や被告人の供述の信憑性が改めて問われることとなりました。​

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