日本、東京都千代田区日比谷公園
瀧本憲治(たきもと けんじ)氏は、1972年1月3日に神奈川県横浜市(または東京都立川市)に生まれた日本の実業家でした。父・瀧本泰行、母・瀧本文江も実業家であり、経済界に縁のある家庭で育ちました。
テラ社との関わりと告発
2020年、瀧本氏は融資先であったテラ(医療サービス)社と新型コロナ治療薬の共同開発を行うとする「セネジェニックス・ジャパン」に10億円超を出資し、顧問に就任しました。しかし、その後、同社の役員に騙されていたことを知り、2021年1月ごろから「テラセネ劇場・カネと嘘」という告発ブログを立ち上げ、違法行為を追及し始めました。
2021年3月、セネジェニックス・ジャパンがテラ社の株価操作を行っている疑惑が浮上し、捜査が開始(テラ事件)。さらに5月には、瀧本氏が巨額の融資を行っていた太陽光発電関連会社「テクノシステム」の社長らが詐欺容疑で逮捕されるなど、関係する案件が相次いで問題視されるようになりました。
突然の死
2021年6月8日、瀧本氏は東京都千代田区の日比谷公園の多目的トイレ内で遺体で発見されました。鍵がかかっていたことや手首を切っていたことから、警察は自殺と判断しました。
瀧本氏はmaneo社の経営問題や、テラ社の不正疑惑を追及していた矢先に亡くなっており、その死には様々な憶測が飛び交いました。
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