仙台アーケード街トラック暴走事件は、2005年4月2日午前9時過ぎ、宮城県仙台市青葉区の歩行者専用アーケード街「クリスロード」および「ハピナ名掛丁」で発生した重大な事件です。38歳の無職の男がレンタカーの4トントラックを運転し、これらのアーケード内を時速40〜50kmで約550メートルにわたり暴走。その結果、歩行者7人を次々とはね、3人が死亡、4人が重軽傷を負いました。
犯行後、男は自ら交番に出頭し、当初は業務上過失致死傷とひき逃げの疑いで逮捕されましたが、後に殺人および殺人未遂の罪で起訴されました。2007年3月15日、仙台地方裁判所は被告に対し、懲役28年の実刑判決を言い渡しました。
さらに同年12月25日には、同じ仙台市青葉区のアーケード街「マーブルロードおおまち」で、53歳の男がワゴン車で進入し、買い物客7人をはねる事件が発生しました。この事件では幸いにも全員軽傷で済み、男は傷害罪で起訴され、2007年3月19日に懲役3年の実刑判決を受けました。
これらの事件を受け、仙台市ではアーケード街への車両進入を防止するための対策が強化されました。具体的には、車両進入を阻止するための障害物の設置などが行われています。
関連物件はありません
リセット© All rights reserved.