2025年4月7日夜から8日朝にかけて、山梨県昭和町上河東の県営常永団地で、29歳の女性が殺害される事件が発生しました。警察は、同居していた交際相手のブラジル国籍のミヤカワ・シジネイ・トキオ容疑者(49)を殺人容疑で逮捕しました。
事件の概要
8日午前9時15分頃、団地の一室で女性が血を流して倒れているのを警察官が発見し、その場で死亡が確認されました。遺体には胸や腹を中心に十数か所の刺し傷があり、多くが臓器に達する深さで、死因は心臓を損傷したことによる心停止とされています。
ミヤカワ容疑者は当初、死体遺棄の疑いで逮捕されましたが、その後の調べで「刺して殺した」と供述し、殺人容疑で再逮捕されました。凶器とみられる包丁は現場から押収されています。
被害者と容疑者の関係
被害者のイガラシ・イエミさん(29)は、地元の小学校出身で、周囲からは「気さくで穏やかな人」と評されていました。近隣住民によると、事件前から2人の住む部屋から怒鳴り声が聞こえることがあったといいます。
捜査の進展
警察は、ミヤカワ容疑者に強い殺意があったとみて、犯行に至った経緯や動機について詳しく調べています。また、事件の背景には交際関係のトラブルがあった可能性も視野に入れて捜査を進めています。
この事件は、地域社会に大きな衝撃を与えており、今後の捜査の進展が注目されています。
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